petit-cul’s blog

old tools & cloth products atelier shop

チャリティー・オークション


Found MUJI チャリティー・オークションに、澄と松澤が出品しています。


お手本(松澤 紀美子)

古い布を材料として使う事があります。これは、昭和10年代に日本で作られた子供服です。裏を返して縫い合わせなどを良く見てみると、今の製品とは違います。現代にあるような機械設備が無かった時代に、手仕事と機械を上手く組み合わせて作り上げているのがわかります。そういう古い物を探して、デザイン、作り方を教えてもらいます。

着丈:約47cm
袖丈:約42cm
肩幅:約34.5cm
身幅:約39cm
衿周り:約33cm


ルフトハンザのカトラリー(澄 敬一)

15年ほど前に羽田空港付近の川岸で発掘したカトラリーです。これは、ルフトハンザドイツ航空機内食で使われていたものです。アメリカ人デザイナーのドン・ウォレスによってデザインされたこのカトラリーは、手に馴染むハンドル、スープと具がちょうどおさまり口当たりも良いボウル、絶妙なプレスで軽量化と剛性、美しいフォルムを両立させています。これは、今から50年以上も前にデザインされ使われていたものです。このカトラリーの後は、だんだんコスト削減に重きを置いたような直線定規とコンパスで描いたおもちゃのような形になっていき、使い捨てのプラスチック製にかわっていきます。しかし現在は環境保護の観点からまた金属製のものを用いる航空会社もあります。

ナイフ:全長約16cm
スプーン:全長約16cm
フォーク:全長約16cm
小スプーン:全長約13cm






無印良品はもともと、ものをつくるというよりは、「探す、見つけ出す」という姿勢で生活を見つめてきました。
永く、すたれることなく活かされてきた日用品を、世界中から探し出し、それを生活や文化、習慣の変化に合わせて少しだけ改良し、適正な価格で再生してきました。
この活動を「Found MUJI (見出されたMUJI)」と名付け、活動の起点として、2011年11月11日に店舗を青山にオープンしました。
この度、Found MUJI青山店オープン2周年を記念し、「Found MUJI FLEA」と題して、Yahoo!チャリティー・オークションにてオークションを開催します。
無印良品Found MUJIに関係の深い、デザイナーやクリエイターの方々に、ご自身が考えるFound MUJIを無償でご提供いただきました。
自らが木を削ってつくったもの、農具を上手く転用したもの、息子さんが見つけたものなど、
出品者の方々の生活に入り込んだ宝物たちです。
売上げは大槌復興刺し子プロジェクトに寄付し、今後その成果物をFound MUJIでご紹介していきます。
この2周年の節目に、今一度、Found MUJI とは何か、を考える機会にしようと思います。
オークション開催期間:2013年11月4日(月)〜11月10日(日) 7日間
※Found MUJI青山店にて全商品展示しております


http://www.muji.net/foundmuji/flea/